先日、東京大学医科学研究所と米国スタンフォード大のチームが
白血病治療において画期的な研究成果を発表しました。
専門的なことは、よく判りませんが
治療に重要な「細胞の培養」について
これまでは高価な培養液を使っていたのですが、
ほとんど増やせなかったらしいです。
ところが、その高価な培養液の代わりに
私たちの身近にある市販の「液体のり」に含まれる
ポリビニルアルコール(PVA)という主成分に着目し、用いたことで
細胞が大量に培養することが実証されたそうです。
現在はまだマウスでの実験レベルですが
今後 この研究がさらに進んで、人体に使用が可能となれば
大量に、しかも安価で培養されるのですから
患者さんや家族、そしてドナーのかたの負担も軽減されます。
薬はよく 「日進月歩」 と言われます。
月々、日々、進化しつづけて、新たな薬で助かる患者さんもいます。
研究者のかたには、ぜひ頑張ってほしいなと思います。
スタッフ:N
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