弊社の近くには4キロにわたる遊歩道があり、私は通勤で毎日そこを横断しています。
この遊歩道はむかし大野川という名の川だったと聞いています。
かつては住民の生活に欠かせない川だったようですが、
地盤沈下や、度重なる災害によって河川の汚濁が進み、年々河川としての機能が低下。
そのため、公害対策と環境改善を目的として埋め立て工事が行われ、
1979年に、大野川緑陰道路として生まれ変わったのだそうです。
こんな歴史のあった緑陰道路は、私にとって、
季節の移り変わりを感じるバロメーター。
もうすぐ紅葉の時期、遊歩道は毎年、色鮮やかに変身します。
そんな緑陰道路で先日、一日中エンジン音が響いていました。
何の音かと思っていましたが、帰りに通りを見てビックリ!
樹木がほとんど 丸 坊 主 。
葉のついた枝がバッサリ刈り取られ、小さな新芽の付いた枝だけが残りました。
寒々とした並木を見て、今年は秋を感じることなく冬を迎えるんだなと
少し淋しい気持ちになりました。
毎日なにげなく通っていた遊歩道の歴史に触れ、
1971年創業のディーエムダイコーの、
先代社長や今の社長の築き上げた歴史を思うと感慨深いです。
スタッフ:食いしん坊
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