社内での飲み会のおハナシ。
ある日の夕方、社長から連絡が入り、
「栄養をつけよう」ってことで、皆でゴチになりました。
宴もたけなわの頃、隣のテーブルにいる社長から
「飲み物 足りてる？」 と声をかけられ
「ハイ！ 私はもう充分いただきましたので結構です」
すると、どこからともなく
「惜しいよなぁ〜」
「ホンマ」
えっ？ ナニが、ナニが？
興味津々な私が、すかさず輪の中に入ろうとすると
また、どこからともなく
「やっぱ、営業はムリやなぁ・・・。」
一同 「・・・」
ん？ それ、もしかして私のこと？
社長の問いかけに的確に答えたつもりが、
相当な思い違いをしていたらしく
極めつけが、次の社長の一言。
「やっぱり、自分が好きなんやな。 『私は』 と違うやろ。 いつになったら気付くんや？」
ハッとして廻りを見渡すと、
同じテーブルの男性群のジョッキーは、すでにカラッポ。
入社し、先輩と呼ばれて、早ウン年。
みぞおちあたりに、社長のキョーレツなパンチが入って、
すっかり酔いが醒め、シラフに戻った夜でした。
気配り 大事ですよね。
スタッフ： Ｎ
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